段ボール15箱の引っ越し(東京→京都)が2万円以内になった節約術
引っ越しシーズンの3月です。過去に何度か引っ越ししたことがありますが、7年前に東京から京都への引っ越しが印象に残っています。
このときの、自分の荷物は段ボール15箱でした。東京から京都は長距離でしたが、2万円以内で引っ越しできました。
軽トラ借りて運転したわけではありません。長距離運転は大変だし、時間がかかります。
ちゃんと、荷物を取りにきてくれて、新居で荷物を受け取りました。
どういう方法を使ったと思いますか?
答えは簡単。「ゆうパック」を利用しました。
ゆうパックは頼めば集荷してくれますし、なんといっても 10 箱以上なら「数量割引」を受けることができます。
引っ越し手順はこんな感じでした。
- 近くのコンビニで段ボールをもらってくる
- 荷物を箱詰めする
- ゆうパックの集荷センターに電話して、取りにきてもらう日程を決める
- 集荷に来てもらう
- 新幹線で移動する
- 翌日か翌々日に新居で受け取る
簡単ですね。
ゆうパック引っ越しの良いところ
メリットは、なんといっても安い!
そして、見積もりが簡単。ゆうパックのホームページで簡単に値段の目安を調べることができます。
ゆうパックの運賃・料金計算
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試しに、「北海道から沖縄まで、段ボール20箱」の引っ越しをシミュレーションしてみましょう。段ボールの大きさによって値段が違うのですが、120 サイズ(縦横高さの合計が 120cm 以内)だと仮定します。10 箱以上なので、[数量割引を適用する] のチェックをお忘れなく…。
出ました、北海道から沖縄の引っ越しが驚愕の 29,600 円。引っ越しシーズンだからといって割り増しになったりしません。自分が移動する費用よりも安いかもしれない。段ボールの中に入って移動できたらいいのに。
ちなみに、「数量割引」のチェックを外して見積もると 50,000 円になりました。「数量割引」すごすぎます。
ゆうパック引っ越しの弱点
魅力的なゆうパック引っ越しですが、いくつかデメリットがあります。
- サイズ制限(1箱の縦・横・高さの合計が 170 cm 以内)
- 段ボールに入るものしか送れません。冷蔵庫や洗濯機は絶対無理です。大型テレビも難しいでしょう。タンスや机やソファーも厳しいです。
利用できるケースは「実家から1人暮らしのために引っ越す」「大物家電を処分してから引っ越す」といったものに限られてしまいます。
私の場合は、引っ越し元が独身寮で自炊禁止、洗濯機共同だったので最初から大物家電はありませんでした。一番大きな荷物がデスクトップ パソコンやアンプ類で、プチプチや衣類を敷き詰めて段ボールに入れました。机や布団は友人に譲りました。 - 重さ制限(1 箱 30kg まで)
- 書籍ばかりを一面に敷き詰めてしまうと、すぐに 30kg を超えてしまいます。書籍を半分ぐらいにして、残りは緩衝材として衣類を詰める、といった工夫が必要です。
- 当日に荷物を受け取れない
- 日時指定はできますが、当日に届くとは限りません。速達もありますが、割り増しになりますし、当日に受け取れる保証はありません。その日のうちに荷物を受け取り、新居での暮らしを始めたい人には不向きです。
まとめ
以上、「ゆうパック引っ越し」のメリットとデメリットをまとめてみました。条件にあてはまる人にとっては十分に魅力的ではないでしょうか。引っ越し業者に頼む場合でも段ボールで運べる荷物は「ゆうパック」で運んでおけば節約できるかもしれません。
「ゆうパック」と同じようなサービスに、ヤマト運輸の「宅急便」があります。しかし、宅急便は大きさが 160cm まで、重さが 25kg までと、ゆうパックより制約が厳しいのがネックだったのでパスしました。ちなみに、「ヤマト便」を使えば重量やサイズの制限はないようなので、組み合わせて使うのもよいかもしれません。