Processing をちょっと触ってみた

前回前々回 でも触れたとおり、Processing を少し触ってみました。その雑感をエントリにしておきます。

まず感じたのは Java の知識がなくても、ソースをいじっていけるのが素敵だということ。クラスすら定義しなくていいので変数やループが分かれば一通りのことができるのが魅力的です。しかも、標準関数では、3D 使えたり、HSV が使えたり、ちょっとした便利関数(rectMode()constrain())が用意されてたり、お手軽感満載でした。ヘルプも関数ごとに小さなサンプルとスクリーンキャプチャがあってイメージが沸きやすいし、標準付属のサンプルも非常に充実していて、順番に見ていくだけでも楽しかったです。

対して、ActionScript ではフィルタが充実していたり、BitmapData のメソッドでマニアックな最適化ができたりと、噛みごたえもあるのですが、ヘルプもサンプルも微妙だし、OOP で学習しにくいし……。

と考えると、初心者には Processing の方が学習しやすいかもしれません。Web で作品を公開するなら、Flash Player のほうが JAVA Applet よりも心理的な抵抗が小さいのはメリットなんですが…。