さらば!「このコントロールをアクティブ化して使用するにはクリックしてください」

IEBlog : IE Automatic Component Activation (Changes to IE ActiveX Update) によると、2008年4月の Windows Update において IE のアクティブ化の問題が解決される、とのことです。

アクティブ化が必要になったのが 2006年4月の Windows Update。Flash や Windows Media Player などを操作するためには、クリックしなきゃならなくなったのです。これは Eolas 社が特許で MS を訴えたのが原因。

で、2007年9月に 和解が成立し、Microsoft はライセンスを受けることになりました。

リリースの手順は次のようになってるそうです。

  1. Preview 版リリース@Microsoft Download Center(2007年12月)
  2. Vista SP1 と Windows SP3 のプレリリースに搭載
  3. IE累積パッチにて一般のPCに適用される (2008年4月)

最近は、いろんな Web ページを見ていても、アクティブ化の警告がでることは少なくなってきましたが、昔に作られたコンテンツでたまに出ることがありますね。

気をつけないといけないのは、開発機がアクティブ化必要ない状態だと、うっかりアクティブ化のコードを書き忘れて Windows Update していない古い端末でアクティブ化が必要になって…という事態。Flash に関しては、SWFObject を使えば大丈夫でしょうけど。

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