2007年06月12日
Flex3 SDK 速攻レビュー
Apollo は AIR になるのでは?という記事を書いた途端に発表になって焦ってます。
それはそうと、Flex3 SDK を早速落としてみました。
ダウンロード
http://labs.adobe.com/technologies/flex/sdk/flex3sdk.html
AIR(旧Apollo)の開発環境も含まれています。
langref のリンクが見つからなかったが、AIR SDK ダウンロードのページ の「Download Adobe AIR documentation for Flex developers (ZIP, 32 MB) 」に今までの langref に相当するドキュメントが含まれていました。
ファイル構成
今まで、Adobe Labs などで個別に発表してきた技術が SDK に含まれて居ます。
さらに、frameworks フォルダの中には、今まで公開されていなかったソースが公開され始めており、オープンソース化に向けて、着々と準備が進んでいる印象です。
ファイル構成を簡単に覗いてみました。
- ant
- ant が SDK についてきてます
- asdoc
- Flex 2.0.1 に引き続き、asdoc 用のファイルが入っています
- bin
- AIR 用の adl, amxml が含まれて居ます。また、Flex Compiler Shell(fcsh) も同梱されるようになってます。さらに、digest と optimizer も追加されています(詳細まだ調べられていない)。
- frameworks
- SDK のソースが入っています。ディレクトリ構成が大幅に変わっているので注意。今まであったフレームワークのソースは、frameworks/projects/framework/src に移動しています。
- lib
- bin フォルダの実行ファイルが内部で参照する *.jar ファイル。
- samples
- Flex 2 のサンプルと同じ。手が回らなかったか。
- runtimes
- Flash Player のβ版。Flex3 の機能をフルに活用するためには、この Flash Player を使う必要があります。
frameworks に新たに追加されたものは以下のもの:
- javascript/fabridge
- FABridge のソースコード
- project/airframework
- AIR の mx 以下のソースコード
- flash_integration
- Flex Component Kit のソースコード
- project/haloclassic
- Flex の標準スキン HaloClassic のソースコード
- project/utilities/src
- 現在は ViewSource のソースコードのみ。今後追加される?
- rsls
- Flex ランタイムのキャッシュが格納されているフォルダ(?)
- themes
- 各テーマのソースコード。6個あるが、サンプルのレベル。