Flex3 SDK 速攻レビュー

Apollo は AIR になるのでは?という記事を書いた途端に発表になって焦ってます。

それはそうと、Flex3 SDK を早速落としてみました。

ダウンロード

http://labs.adobe.com/technologies/flex/sdk/flex3sdk.html

AIR(旧Apollo)の開発環境も含まれています。

langref のリンクが見つからなかったが、AIR SDK ダウンロードのページ の「Download Adobe AIR documentation for Flex developers (ZIP, 32 MB) 」に今までの langref に相当するドキュメントが含まれていました。

ファイル構成

今まで、Adobe Labs などで個別に発表してきた技術が SDK に含まれて居ます。

さらに、frameworks フォルダの中には、今まで公開されていなかったソースが公開され始めており、オープンソース化に向けて、着々と準備が進んでいる印象です。

ファイル構成を簡単に覗いてみました。

ant
ant が SDK についてきてます
asdoc
Flex 2.0.1 に引き続き、asdoc 用のファイルが入っています
bin
AIR 用の adl, amxml が含まれて居ます。また、Flex Compiler Shell(fcsh) も同梱されるようになってます。さらに、digest と optimizer も追加されています(詳細まだ調べられていない)。
frameworks
SDK のソースが入っています。ディレクトリ構成が大幅に変わっているので注意。今まであったフレームワークのソースは、frameworks/projects/framework/src に移動しています。
lib
bin フォルダの実行ファイルが内部で参照する *.jar ファイル。
samples
Flex 2 のサンプルと同じ。手が回らなかったか。
runtimes
Flash Player のβ版。Flex3 の機能をフルに活用するためには、この Flash Player を使う必要があります。

frameworks に新たに追加されたものは以下のもの:

javascript/fabridge
FABridge のソースコード
project/airframework
AIR の mx 以下のソースコード
flash_integration
Flex Component Kit のソースコード
project/haloclassic
Flex の標準スキン HaloClassic のソースコード
project/utilities/src
現在は ViewSource のソースコードのみ。今後追加される?
rsls
Flex ランタイムのキャッシュが格納されているフォルダ(?)
themes
各テーマのソースコード。6個あるが、サンプルのレベル。