2007年06月12日
Apollo アプリを AIR β版で動かすための方法
まだ途中のため、中途半端かもしれないけど参考程度に。
(2007.6.13 1:00 追記) Adobe AIRメモ さんが早速 AIR β版に対応しています。すばやい対応! ここよりも、Adobe AIRメモ さんのほうがお勧め。
1. 開発環境のアップグレード
Flex Builder 2 を使っている人は 3 を、Flex 2 SDK を使っている人は Flex 3 SDK を導入します。
Builder はどうか知らないけど、Flex SDK は共存できるので Flex 2 が必要な人は残しておいたほうがいいでしょう。
2. ADF の修正
ADF(Apollo Descriptor File) と呼ばれるアプリケーションの情報を記述した XML ファイルの仕様が変更になっています。
手順はこう。
- xmlns の apollo/application/1.0.M3 を air/application/1.0.M4 に変更
- properies タグを取り除いて、name や publisher を application 直下に配置
例。
Apollo α版でこうだとすると
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <application appId="com.nitoyon.sample" version="0.1" xmlns="http://ns.adobe.com/apollo/application/1.0.M3"> <properties> <name>application name</name> <publisher>nitoyon</publisher> <description>sample application</description> <copyright>2007 nitoyon</copyright> </properties> <rootContent systemChrome="standard" visible="true">hoge.html</rootContent> </application>
AIR β版ではこうするよ。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <application appId="com.nitoyon.sample" version="0.1" xmlns="http://ns.adobe.com/air/application/1.0.M4"> <name>application name</name> <publisher>nitoyon</publisher> <description>sample application</description> <copyright>2007 nitoyon</copyright> <rootContent systemChrome="standard" visible="true">hoge.html</rootContent> </application>
あとは、仕様変更になったクラスを使っていなければ、そのままのソースで動くと思います。
再コンパイル(amxmlc)・パッケージング(adl) はまだ試してないので中途半端だけど時間切れ。