Apollo アプリを AIR β版で動かすための方法

まだ途中のため、中途半端かもしれないけど参考程度に。

(2007.6.13 1:00 追記) Adobe AIRメモ さんが早速 AIR β版に対応しています。すばやい対応! ここよりも、Adobe AIRメモ さんのほうがお勧め。

1. 開発環境のアップグレード

Flex Builder 2 を使っている人は 3 を、Flex 2 SDK を使っている人は Flex 3 SDK を導入します。

Builder はどうか知らないけど、Flex SDK は共存できるので Flex 2 が必要な人は残しておいたほうがいいでしょう。

2. ADF の修正

ADF(Apollo Descriptor File) と呼ばれるアプリケーションの情報を記述した XML ファイルの仕様が変更になっています。

手順はこう。

  • xmlns の apollo/application/1.0.M3 を air/application/1.0.M4 に変更
  • properies タグを取り除いて、name や publisher を application 直下に配置

例。

Apollo α版でこうだとすると

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<application appId="com.nitoyon.sample" version="0.1"
  xmlns="http://ns.adobe.com/apollo/application/1.0.M3">
  <properties>
    <name>application name</name>
    <publisher>nitoyon</publisher>
    <description>sample application</description>
    <copyright>2007 nitoyon</copyright>
  </properties>
  <rootContent systemChrome="standard" visible="true">hoge.html</rootContent>
</application>

AIR β版ではこうするよ。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<application appId="com.nitoyon.sample" version="0.1"
  xmlns="http://ns.adobe.com/air/application/1.0.M4">
  <name>application name</name>
  <publisher>nitoyon</publisher>
  <description>sample application</description>
  <copyright>2007 nitoyon</copyright>
  <rootContent systemChrome="standard" visible="true">hoge.html</rootContent>
</application>

あとは、仕様変更になったクラスを使っていなければ、そのままのソースで動くと思います。

再コンパイル(amxmlc)・パッケージング(adl) はまだ試してないので中途半端だけど時間切れ。