Apollo の正式名称は Air?

Apollo というのは実は開発コードで、正式名称はまだ発表されていません。

この記事を公開した数時間後に、akihiro kamijo: Adobe Apollo 改め Adobe Integrated Runtime (AIR) パブリックベータ開始 というように、正式に AIR と発表されました。ということで、この予測は大正解でした。

β版の発表と共に正式名称も発表になるのでは?という話だったのですが、ここにきて、この正式名称が 「Air」になるのではないか、という噂が流れ始めています。

根拠1.Adobe Apollo Developers Night の仮登録書

Adobe Apollo Developers Night に申し込みをしたユーザーからの声によると、自動返信メールのタイトルが

『Adobe Air Developers Night』仮登録完了書

だったようです。

根拠2.Ted さんブログの中途半端なぼかし

Flex 3 の新機能を紹介する Ted On Flex: Flex 3 - Friday: Apollo という記事のスクリーンショットにぼかしが入っています。そして、ぼかしについて「そのうち、ぼかしの理由が分かるはず」と書いてあります。これは、正式名を隠しているとしか考えられません。

このぼかし、現在は修正されていますが、最初のころはかなりいい加減でした。いい加減なときのスクリーンショットが The Warp: New name for Apollo... に掲載されています。

AiR?

うっすら、Adobe AIR Project と読めませんか?

根拠3. それっぽい名前

AIR という名前のそれっぽい理由が考えられます。

Apollo の配布ファイル形式が .air
Apollo α版の配布ファイルは air という拡張子なのですが、これが何の略なのかは誰も知りません
RIA のアナグラム
RIA を逆から読むと、AIR。ばんざーい。
空気のように普通だけど大事な存在
という期待をこめて…。

おわり

誤報だったらすみません。


ちなみに、Apollo の前には Macromedia 時代に 2度の失敗があり、そのコードネームは Mercury、Gemini というものでした。どれもアメリカの有人宇宙飛行計画の名前に由来しています。(参考:Adobe Edge: Apolloの原点

2度の失敗の後、ついに Apollo で空中(air)に飛び出した、と考えると感慨深いものがあります。

個人的には Apollo に慣れちゃったので、Apollo の方が愛着あります…。